ASPIRE R5年度-9年度先端国際共同研究推進プログラム 次世代生殖補助医療に資する国際共同研究 International Collaborative Research Pioneering Next-Generation Assisted Reproductive Medicine

ニュースNews

古目谷博士がCleaveland Clinicに留学しました

古目谷博士がCleaveland Clinicに留学しました。米国から留学便りが届きました!

Cleveland Clinicは全米有数の病院として毎年高い評価を受けており、世界的にも非常に有名で2022年には全米50州と128か国から総計で340万人以上の患者が同病院を受診しています。私が現在留学しているCleveland Clinic泌尿器科のMale infertility and Men's Health部門のDr ScottのAndrology Labでは、男性不妊症患者の臨床データを用いた研究、男性不妊症とマイクロバイオームに関する研究、精子形成研究などに精力的に取り組んでいます。また、日本ではなかなか普及していない、忍容性温存のための小児ヒト精巣検体の長期保管も行っています。私はマウスや成人男性の検体を用いた精子形成研究を日本で行ってきたため、これまでの経験を活かしてDr ScottのLabでは小児ヒト検体を用いた研究を行っています。将来的には、ヒトのセルトリ細胞の成熟誘導メカニズムの解明、ヒトでの精子形成メカニズムの解明を進めていきたいと考えています。

(古目谷 暢)