2026.8.24
米国ペンシルベニア大学に留学している石川博士より留学便りが届きました!

写真:留学先ラボメンバーとの写真 ”Human Color Prism (Gradation)”
私は2025年4月より、米国ペンシルベニア州フィラデルフィアにある University of Pennsylvania Perelman School of Medicineに留学し、Department of Cell & Developmental BiologyおよびEpigenetics Instituteに属するMarisa Bartolomei研究室にて研究を行っています。Penn大学は、米国でも長い歴史を有する大学の一つであり、医学・生命科学・工学・ビジネスなど幅広い分野で世界的に高い評価を受けています。特に研究面では、医学・生命科学と工学を融合した学際的研究が活発に行われており、最先端の研究技術や知見を学ぶだけでなく、異分野の研究者との交流を通じて新たな研究ネットワークを構築できる環境が整っています。現在、私は、非ヒト霊長類哺乳類カニクイザル未成熟精巣の器官培養法を用いた体外精子形成系の構築に取り組んでいます。Bartolomei研究室では体外で誘導した生殖細胞の品質を評価するために、遺伝子発現解析やエピジェネティクス解析を行っています。日本で構築した実験手法と留学先が有する解析手法を組み合わせることで、これまで知ることができなかった体外で誘導された生殖細胞の分子基盤について明らかにすることを目的としています。研究室の外では、同研究室が所属するCenter for Women’s Health and Reproductive Medicineのセミナーに週一回、参加することができます。アメリカ国内外の生殖分野および医工学分野における著名な研究者のお話を直接拝聴できる機会が多く、学びの多い日々を過ごすことができています。
(大阪大学微生物病研究所・石川 祐)