新学術領域研究「生殖エピゲノム」優秀論文受賞者、宮田助教が海外発表を行いました。
新学術領域研究「生殖エピゲノム」国際活動支援として、2015年度、優秀論文受賞者、宮田助教授が海外発表を行いました。
Date: February 27-March 2, 2016
Conference: Biophysical Society 60th Annual Meeting @ Los Angeles Convention Center
Title: Sperm Calcineurin is Necessary for Midpiece Flexibility and Male Fertility
国際活動支援班のご支援を頂き、ロサンゼルスで開催されたBiophysical Society 60th Annual Meetingに参加しました。世界各国からおよそ7千人が参加する大きな学会で、分子レベルから個体レベルまで、幅広い内容について発表がありました。私は"Sperm calcineurin is necessary for midpiece flexibility and male fertility"という題でポスター発表を行いました。KO精子の運動様式から男性避妊薬の可能性まで色々と議論することができ、大変刺激になりました。生物物理学会ということで超解像顕微鏡やクライオ電子線トモグラフィーなど最新技術に関する発表が多かったです。サンプルを大きくするという発想の転換によって超解像を実現するExpansion Microscopyという技術の紹介もありました。一流の研究者になるには最先端の機器を使えば良いという話を聞いたことがありますが、技術の進歩は目覚しく、常にアンテナを張っていないといけないと感じました。配偶子研究だけではなく様々な研究分野の熱気に触れることができました。このような機会を与えてくださった関係者の皆様に感謝いたします。
http://reprod-epigenome.biken.osaka-u.ac.jp/2015.html