嶋田助教らの論文がExperimental Animalsに掲載されました。
「精巣特異的に発現するミトコンドリア関連タンパク質であるCOX6B2とCOX8Cを欠損させたKOマウスの表現型解析の論文です。絶対に精子ミトコンドリアに異常が出て雄性不妊になるだろうと狙って作ったKOマウスでしたがCox6b2は産仔数が減っただけ,Cox8cに関しては妊孕性に影響がありませんでした。新たな試みとして精子におけるミトコンドリア機能(酸素消費量)の測定もおこないましたが,特に変化もなく思った通りにいかないなぁと思わされたプロジェクトでした。今後の糧にしたいと思います。」
(BY嶋田)
#Shimada K, Lu Y, and #Ikawa M.
Disruption of testis-enriched cytochrome c oxidase subunit COX6B2 but not COX8C leads to subfertility.
Exp Anim. 2023 Jul 10. doi: 10.1538/expanim.23-0055. Online ahead of print.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37423748/