嶋田助教らの論文がDevelopmentに掲載されました。
「CCDC183は精子細胞における中心小体の挙動に影響を与え，鞭毛形成時の細胞質陥入に必須であることを明らかにした論文です。KOマウス作製から3年と比較的短い時間で論文化することができました。実験は先月退職された川村さんにほぼ全てやってもらったため，私は観察や解釈をしたくらいです。そのためあまり思い入れがあるプロジェクトではなかったのですが，今になって思うといい論文を作り上げれたと思っています。論文投稿時にはほとんどメカニズムについても分かっていませんでしたが，いいレビュワーがついてくれたおかげで，リバイス中にたくさん実験をすることになりましたが，これまで誰も知らなかったであろうメカニズムを明らかにでき，本当に助かりました。もちろん日々の業務を支えてくださっているラボと施設のみなさんとディスカッションをしてくださるラボのみなさんにも感謝です。」
（BY嶋田）
#Shimada K, #Ikawa M
CCDC183 is essential for cytoplasmic invagination around the flagellum during spermiogenesis and male fertility
Development. 2023 Nov 1;150(21):dev201724. doi: 10.1242/dev.201724. Epub 2023 Oct 30.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37882665/