2025/3/3

金田大学院生の論文がPNASに掲載されました。

Zdhhc19の機能解析は学部時代からスタートさせていました。オスのKOマウスが精子形態異常による完全不妊を呈したことから、クリアな表現型が見れてラッキーでしたが機能解析はなかなかうまくいかず苦戦していました。そのうえ、解析途中で残念ながら他グループからKOの表現型などについて報告されたこともあり(Wang et al., 2021; Wu et al., 2022)、論文化するのにより一層苦労しました。それでもラボや施設の皆様のサポートのおかげで、なんとか論文として報告が出来て安心しました。特にLu-sanと宮田さんには、大変お忙しいなかご尽力頂きました。この場をお借りして感謝申し上げます。

(By 金田 侑樹)

 

TEX38 localizes ZDHHC19 to the plasma membrane and regulates sperm head morphogenesis in mice
*Kaneda Y, #*Lu Y, *Sun J, Shimada K, Emori C, Noda T, Koyano T, Matsuyama M, #Miyata H, #Ikawa M
Proc Natl Acad Sci U S A. 2025 Mar 11;122(10):e2417943122. doi: 10.1073/pnas.2417943122. Epub 2025 Mar 3.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40030029/