平岡特任助教の論文がNat Communicationsに受理されました。
この度は、伊川先生をはじめ、ラボの皆様のおかげで、無事に論文が受理されました。本当にありがとうございました。
今回の研究のアイデアは、ラボに伺う半年前の伊川先生とのZoomでのディスカッションがきっかけでした。前例のない子宮内膜の外科的単離からスタートし、最初は本当に手探りでしたが、鴨下さんによる組織培養のアドバイス、東海大の木村先生・白井先生によるデバイス開発、中川さんのAAV作製、増子さんや東大の藍川先生のscRNA-seq解析、胚移植をしてくださった西岡さん、日々支えてくださった実験施設やNPOの皆さん、そしてセミナーで毎回criticalなコメントをくださった岡部さん、小沢さん、ラボのスタッフ・学生の皆さんなど、本当にたくさんの方々に助けていただきました。これだけ多くの方々からサポートをいただけたことは、とても幸運だったと思っています。
これからもこの体外子宮システムを発展させて、マウスを使った着床メカニズムの解明だけでなく、胎盤形成の再現や霊長類への応用、さらに将来的には生殖補助医療における着床補助技術への展開など、いろいろなチャレンジをしていきたいと考えています。
今後ともぜひご指導・ご協力いただけると幸甚に存じます。
(By 平岡 毅大)