2010年7月から9月までの3ヶ月間、ハワイ大学の柳町先生が当研究室に客員教授としていらっしゃいました。
ご滞在中、微研の講堂にて、柳町先生に若い研究者向けにセミナーをして頂きました。その際に20/80ルールということを発表されていました。要約すると、「世の中には多くの論文が存在するが、本当に重要なのはそのなかの20%程度である。言い換えれば、20%の質の良い論文を読めば、その分野の80%をフォローできる」ということだそうです。
ということは、我々が日常的に励んでいるノックアウトマウスの表現型も2割が良いフェノタイプ?ということになります。その計算で行くと、良いフェノタイプに辿り着くには、少なくとも5遺伝子はノックアウトしないと、、、ということになります。頑張ります!!
柳町先生のご滞在中 (柳町先生は土日も来られていました!!) は、生殖研究について熱く!ディスカッションをする機会が多く、毎日刺激に満ちた日々を過ごさせて頂きました。